今回は、
- 種芋のカットなし
- 芽かきなし
- 土寄せなし
- 追肥なし
という、かなり省力化した方法でメークインを育ててみました。
週末しか作業できない家庭菜園でも、どこまで収穫できるのか実験中です。
今回育てる品種はメークイン
今回植えたのはメークインという、一般的かつどこでも手に入る育てやすい品種。
この品種にしている理由は、育てやすい以外にも調理がしやすいことがあります。同じ育てやすいメジャーな品種で男爵もありますが、ゴツゴツしていて皮が剥きにくいので、うちではメークインを選択しています。
粘り気があって煮崩れしにくいので、肉じゃがやフライドポテトにも最適です。味噌汁に入れてもねっとりした食感で相性が良いです。
種芋の準備
種芋はホームセンターで2月上旬に購入しました。
小さい芋が入った500gの袋を3つ、合計1.5kgの種芋を使用。大きい芋だとカットして乾燥させる手間が出てくるのと、小ぶりでも60g以上あれば最終収量に大きく影響しないと言われているため、小さめの芋が入っている500gサイズを購入しました。
今回全部で50個入っていたので、平均1個30g。適正サイズは40g前後と言われていますので、小ぶりですが許容範囲と判断しています。
室内で段ボール箱に並べ、2〜3週間ほど芽出ししてから畑に植え込みました。
近頃、ホームセンターでも売り切れてしまうことが多いので、早めに確保したいですね。

この作業を袋に入れたまますると、せっかく出た芽が折れてしまうことがあるので、必ず袋から出すことをおすすめします。
植え付け
うちでは2月の寒波が過ぎ、少し暖かい日が続いたタイミングで植え込みをしています。
畝を作り、2列溝を掘り、2条で株間30センチ間隔で種芋を置いていきます。芋と芋の間に半にぎりくらいの化成肥料を撒き、土を被せます。
その上からマルチを張って、しばらく様子見です。水はやらなくても大丈夫。

ネギの後作で病気対策
この場所の前作は、1月下旬頃まで下仁田ネギを200本ほど育てていました。
ネギの根圏微生物が土壌の病原菌の増殖を抑える効果があるため、種芋を毎年殺菌されたものを購入すれば、ある程度病気の発生を抑えることができるはずです。
農薬を一切使わない我が家では、ネギの後はジャガイモと決めています。
発芽の様子
2月中下旬に植え込んだジャガイモは、3月上旬には芽が地上部まで出てきて、マルチを押し上げます。
表面を軽く撫でると芽の感触が分かるので、その場所をハサミで割いてあげます。
種芋を植える際にちゃんと等間隔にしておくと、大体の目星がつき、この作業が楽になる気がします。
3月はまだまだ寒く、10℃を切る日もあります。せっかく出てきた新芽が寒さで枯れることも多々ありますが、後からちゃんと他の芽が出てくるので、特に心配はしなくても良いかと思います。
本来、植え付けをもう少し遅らせて工程を後ろにずらせばいいのでしょうが、3月は秋野菜の片付けや春野菜の土づくりがあるため、週末しかできない私は時間のある2月にやっています。
枯れてもちゃんと復活する
一度枯れても、後から芽が出てきて写真のように元気に育ちます。写真は3月下旬
本来は取り除いた方が良いのでしょうが、枯れた芽も特に取り除くことはしていません。

途中の手入れ
4月の様子
今回は追肥も無しです。
若干葉の色が薄いような気がしますが、その状態で収量がどの程度になるのか調べてみます。
一株だけ、葉が萎縮しウイルスに感染したような症状が出ていました。怪しい株は悩まずにとっとと抜いて、他に広げないようにします。
なんの症状なのか特定しても、周りの畑から病気が来ることもあるので、深く考えないようにしています。
5月6日に試し掘り
5月6日に一株だけ試し掘りしたら、318gを収穫できました。
試し掘り結果
30gの種芋
↓
318g収穫(約10倍)
芽かきをしなかったことと、まだ肥大途中のため小ぶりですが、5月下旬から6月上旬ごろには収穫できる予定です。
その頃にはもっと収量が上がっていることでしょう。

ジャガイモは「茎」
ジャガイモは根ではなく、茎が変化したもので「塊茎」と呼ばれています。
なので、種芋より上にできると聞いたことがありますが、実際に掘ってみると横に多い印象。確かに下にはほぼ付いていないようです。(写真の下のほうの土色のものが種芋)
ちなみにサツマイモは「塊根」で、根が肥大したものです。同じイモと呼ばれるものでも、根か茎かで分かれているんですね。

土寄せなしでも問題なさそう
マルチをしているので土寄せはしていませんが、植える時に10センチくらい土を乗せてマルチをしていたので、問題なく収穫できそうです。
収穫時期について
収穫の目安は地上部が枯れたらですが、週末だけだとそのタイミングに雨が降って取りごろを逃してしまいます。
うちは早めでも晴れているうちに取ってしまいたいので、5月中旬から順次収穫していきます。
まとめ
種芋カット無し、芽かき無し、追肥無し、土寄せ無しというかなり省力化した栽培ですが、今のところ順調に育っています。
最終的な収穫量は、収穫後にまたご紹介しますね。

