こんにちは。
突然ですが、ジャガイモの実って見たことありますか?
栽培していると花が咲くことはありますが、実は見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
我が家のジャガイモに実ができたので紹介させていただきます。
早速ですが、こんな感じです。

緑色の小さな実で、見た目はミニトマトのようです。
ジャガイモは普段土の中のイモばかりに目が行くので、こうして実ができると少し不思議な感じがします。
ジャガイモの起源に関する研究
ジャガイモの実を見ていて調べてみると、最近発表された研究で面白い内容を見つけました。
2025年に発表された研究によると、現在のジャガイモは約900万年前にトマトの祖先とジャガイモに近い野生種が自然交配して誕生したと考えられているそうです。
ジャガイモとトマトはどちらもナス科ですが、かなり昔から近い仲間だったようです。
普段何気なく育てていますが、何百万年も前から続く進化の結果が今のジャガイモだと思うと面白いですね。
トマトもジャガイモも同じナス科なら、トマトにもジャガイモのようなイモができるのでしょうか?実も少し似ていますし、もしかしたら地下でイモができていてもおかしくないような気もします。
ところが、トマトにジャガイモのようなイモはできないようです。
研究によると、ジャガイモは進化の過程で地下に塊茎を作る能力を獲得したと考えられています。そのため、近い仲間であるトマトにはジャガイモのようなイモを作る仕組みはないそうです。
同じナス科でも、地上に実を付けるトマトと、地下にイモを作るジャガイモでは育ち方が大きく違うんですね。
今回初めてジャガイモの実を見ることができましたが、実をきっかけにジャガイモの起源や進化についても知ることができました。
家庭菜園をしていると、こうしたちょっとした発見があるのも楽しみの1つですね
参考文献
Cell誌
「Hybridization with tomato relatives and the origin of the potato tuber」
https://www.cell.com/cell/fulltext/S0092-8674(25)00736-6

