今回はニンニクについてです。
家庭菜園でコスパの良い作物の一つとして、ニンニクが挙げられます。
国産ニンニクは、スーパーでも安くて1個200円くらいするため、単価が高い食材です。
最初に栽培を始めるときはホームセンターで種ニンニクを購入しますが、収穫したものを翌年また植えられるため、それ以降はスタートコストがほとんどかかりません。
株間は15cmほどで植えられるので、そこまで広い面積も必要ありません。
ご家庭の消費量によって異なりますが、20〜30個もあれば1年間ニンニクに困ることは少ないでしょう。
単純計算ですが、その程度なら1m×1mほどのスペースでも十分栽培できます。
さらに、長期保存が可能なのも魅力です。
収穫後に天日干しをして、皮を剥いて冷凍保存すれば1年ほど使えます。
もちろん、香りや味は採れたてが一番美味しいですけどね。
「単価が高い」「省スペース」「長期保存可能」
コスパの良い三拍子がそろった作物です。
そんなニンニクの、我が家での栽培過程を紹介します。
土づくり・植え付け
植え付けは11月1日に行いました。
ニンニク栽培は、特に初期の腐敗による失敗を避けるため、過湿にならないよう畝を立てます。
マルチをした方が冬場の保温効果があり良いそうですが、我が家では中耕の際に途中で剥がすのがもったいなかったため、マルチなしで栽培しました。
結果的には、特に問題なく育ったと思います。
種ニンニクは、皮をざっと剥いてから、尖っている方を上にして植え込みます。
皮剥きは、つい綺麗に全部剥きたくなりますが、薄皮は残っていても問題ありません。
本来は、もう少し早めに植えた方が良いです。
冬の寒さが本格化する前にしっかり根を張らせないと、球根が肥大しにくくなります。
追肥と中耕
植え付けから1か月後、化成肥料(10-10-10)を一握りほどパラパラと撒き、中耕して土に混ぜ込みました。
冬越しの体力をつけてもらうイメージです。
真冬の間は追肥しません。
また、この中耕の際に多少根が切れても問題ありません。
むしろ、それによって発根が促され、生育が良くなります。
2月の追肥
2月になり、少し暖かくなってきた頃に再度追肥と中耕を行います。
今回は鶏糞を使いました。
鶏糞に含まれるリン酸が、球根の肥大化を促してくれます。
タマネギ栽培でも、春直前のタイミングで鶏糞を使っています。
ここで注意したいのが、石灰を同時に撒かないことです。
鶏糞と石灰を同時に使うと、アンモニアガスが発生して窒素成分が逃げてしまいます。
さらに、土壌がアルカリ性に傾きすぎて、根が養分を吸収しにくくなる場合があります。
実は、昔の私は「どうせ撒くなら一緒でいいか」と思って混ぜて使っていました。
枯れることはなかったのですが、後から「実は効果がかなり落ちていた」と知ったときは絶望しました。
せっかく作業したのに……。

花芽摘みと収穫前
5月に入ると、徐々に下葉が枯れてきたり、花芽が上がってきたりします。
この花芽は、球根を肥大させるために早めに摘み取った方が良いです。
ちなみに、炒めて食べるととても美味しいです。
国産のニンニクの芽は意外と希少なんですよね。

試しに掘ってみると、なかなか良い感じに肥大してきていました。

最終的な収穫量については、また追って公開しますね。

