こんにちは トミーです。
私は仕事をしながら、週末を中心に家庭菜園を楽しんでいます。
毎日手入れができるわけではないので、「週末だけでも育てられるか」「費用に見合う収穫ができるか」を大切にしながら栽培しています。このブログでは、実際の栽培記録や失敗談も含めて、コスパを重視した家庭菜園の情報を発信しています。
今年は家庭菜園でスイカを3品種栽培しました。
前の記事はこちら 金色羅王・甘い彗星・くろこだま(一坪スイカ)を育て比べ|放任栽培でどこまで収穫できる?
栽培したのは、
- 金色羅王
- 甘い彗星
- くろこだま
の3品種です。
スイカ栽培では、親づるの摘芯や子づるの整理、人工授粉など、いろいろな管理方法が紹介されています。
しかし、今回はそれらを一切行わず、ほぼ完全な放任栽培で育ててみました。
やったことといえば、植え付けと最低限の周辺の草刈りくらいです。
5月に植え付け、7月を中心に収穫。8月に入ると猛暑と雨不足の影響でつるが枯れてしまいました。
そんなかなり手を抜いた栽培でも、3品種合わせて11個、34.285kgのスイカを収穫することができました。
今回は、それぞれの収穫量や味、つるの広がり方を比較し、「結局、放任栽培ならどの品種がおすすめなのか?」を振り返ってみます。
今回のスイカ栽培方法
今回の栽培では、できるだけ手間をかけないことを意識しました。
一般的なスイカ栽培で行われるような、つるの管理や人工授粉などは行っていません。
| 項目 | 今回の栽培方法 |
|---|---|
| 植え付け | 5月 |
| 親づるの摘芯 | なし |
| 子づるの整理 | なし |
| 人工授粉 | なし |
| つるの誘引 | なし |
| 水やり | 基本的に自然任せ |
| 草刈り | 周辺のみ実施 |
| 栽培方法 | ほぼ完全放任 |
つまり、植えた後は基本的にスイカ自身の力に任せる栽培です。
もちろん、収穫量や味を最大限に引き出すことを目的にするなら、きちんと管理したほうが良いと思います。
今回はあくまで、
「できるだけ手間をかけずにスイカを育てたら、どこまで収穫できるのか?」
という家庭菜園としての実験です。
収穫のピークは7月
5月に植え付けたスイカは、7月に入ると収穫できるものが増えていきました。
最初に収穫できたのは甘い彗星です。
その後、金色羅王を収穫し、くろこだまは7月後半から収穫となりました。
7月が収穫のピークで、ほとんどのスイカをこの1か月で収穫しています。
ところが8月に入ると状況が変わりました。
猛暑と雨不足が続き、スイカのつるが徐々に弱り、最終的には枯れてしまいました。
そのため、8月まで長く栽培して収穫を続けるというより、7月に一気に収穫する栽培結果となりました。
収穫結果|11個、34.285kgを収穫
今回の収穫結果は以下のようになりました。
| 品種 | 収穫数 | 総収穫重量 | 1玉平均 |
|---|---|---|---|
| 金色羅王 | 3個 | 6.065kg | 約2.02kg |
| 甘い彗星 | 6個 | 23.02kg | 約3.84kg |
| くろこだま | 2個 | 5.2kg | 2.6kg |
| 合計 | 11個 | 34.285kg | ― |
収穫個数では、甘い彗星が6個で一番多い結果になりました。
次いで金色羅王が3個、くろこだまが2個です。
総重量でも甘い彗星が圧倒的で、23.02kgを収穫することができました。
一方、金色羅王は3個収穫できたものの、1玉が小さく、総重量は6.065kg。
くろこだまは2個で5.2kgでした。
今回の栽培では、「たくさん収穫する」という点では甘い彗星が明確に勝ったと言えます。
つるの広がり方にも大きな違いがあった
今回、収穫量と同じくらい気になったのが、品種によるつるの広がり方の違いです。
特に甘い彗星はかなりつるが広がりました。
畝の中だけでは収まらず、通路まで大きくはみ出す状態になっていました。
今回はつるの整理をしていないので、余計に広がった部分もあると思います。
一方で、くろこだまはかなりコンパクトでした。
ほぼ畝の中に収まっており、栽培中に「つるが邪魔だな」と感じることもほとんどありませんでした。
これは、家庭菜園では意外と大きなメリットです。
畑の面積が限られている場合、単純に「何kg収穫できたか」だけではなく、どれだけのスペースを使ったのかも重要になります。
今回の印象では、
甘い彗星=たくさん採れるけれど、かなり場所を取る
くろこだま=収穫量は少ないが、コンパクト
という違いがありました。
一番おいしかったのは「くろこだま」
そして、今回一番重要だったのが味です。
3品種を食べ比べてみて、私が一番おいしいと感じたのは、断トツでくろこだまでした。
甘みがしっかりあり、食味も良く、「スイカを食べている」という満足感がありました。
ほとんど手をかけずに育てたにもかかわらず、十分においしいスイカになったのはかなり好印象です。
甘い彗星
甘い彗星は、名前のとおり甘みは感じられました。
ただ、今回の栽培では少し水っぽく感じました。
何より6個、合計23.02kgと収穫量は圧倒的だったので、「量をたくさん採る」という点では非常に優秀でした。
ただ、今回の私の評価では、味についてはくろこだまのほうが上でした。
金色羅王
金色羅王は3個収穫できました。
ただし、今回収穫したものは1玉が小さく、甘みもあまり感じられませんでした。
もちろん、これはあくまで今回の放任栽培での結果です。
品種本来の能力を十分に引き出すには、適切な栽培管理が必要だった可能性があります。
そのため、「金色羅王はおいしくない品種」と判断するのではなく、「今回の放任栽培では、期待したほどの結果にならなかった」と考えています。
3品種を比較してみると
今回の結果を、収穫量・味・スペース・放任栽培との相性という視点でまとめてみました。
| 品種 | 収穫量 | 味 | つるの広がり | 放任栽培との相性 |
|---|---|---|---|---|
| 金色羅王 | △ | △ | 大きい | △ |
| 甘い彗星 | ◎ | △ | 非常に大きい | ○ |
| くろこだま | △ | ◎ | コンパクト | ◎ |
※今回、私の畑でほぼ完全放任栽培した結果による個人的な評価です。
ここで少し面白いのが、収穫量とおすすめ度が一致しなかったことです。
収穫量だけなら、圧倒的に甘い彗星でした。
6個、23.02kgという結果は、今回の3品種の中では文句なしの1位です。
しかし、家庭菜園で「できるだけ手間をかけずに育てたい」と考えると、話が変わってきます。
くろこだまは収穫数こそ2個でしたが、
- とにかく味が良かった
- つるがコンパクト
- 通路にはみ出しにくかった
- 放任でもおいしく食べられた
という点が非常に魅力的でした。
放任栽培なら「くろこだま」がおすすめ
今回の結果から、私が考える放任栽培との相性は、
1位 くろこだま
2位 甘い彗星
3位 金色羅王
という結果になりました。
ただし、これは「くろこだまという品種が、どんな栽培条件でも一番優れている」という意味ではありません。
今回のように、
- 親づるの摘芯をしない
- 子づるの整理をしない
- 人工授粉をしない
- 水やりをほとんどしない
- できるだけ手間をかけない
という、かなり手を抜いた栽培条件で比較した結果です。
きちんとつるを管理し、人工授粉などを行えば、今回あまり良い結果にならなかった金色羅王や甘い彗星も、もっと甘く、おいしいスイカになった可能性は十分にあります。
それでも、「ほったらかしに近い状態でも、おいしいスイカを収穫できた」という点では、くろこだまが非常に優秀でした。
来年は「くろこだま」だけにする予定
今回3品種を育ててみて、来年以降の栽培についても考えが変わりました。
最初はせっかくなので、いろいろな品種を試してみようと思っていました。
しかし、実際に育ててみると、私の場合は「たくさん収穫できること」よりも、
手間をかけずに、おいしいスイカを収穫できること
のほうが重要でした。
そう考えると、今回一番条件に合っていたのがくろこだまです。
甘い彗星はたくさん収穫できましたが、つるがかなり広がりました。
家庭菜園では、収穫量が増えても、その分だけ栽培スペースを大きく使うことになります。
その点、くろこだまはコンパクトで、しかも今回の放任栽培でもおいしく食べることができました。
そのため、来年以降はくろこだまだけに絞って栽培してみようと思います。
まとめ
今回のスイカ栽培は、3品種合わせて11個、34.285kgを収穫することができました。
収穫量では、
甘い彗星 > 金色羅王 > くろこだま
という結果でした。
特に甘い彗星は6個、23.02kgと圧倒的な収穫量でした。
しかし、味については、
くろこだまが断トツでおいしい
という結果に。
さらに、つるの広がりもコンパクトで、限られた家庭菜園のスペースでも栽培しやすいと感じました。
今回の結果をまとめると、
「たくさん収穫したい」なら甘い彗星。
「手間をかけず、おいしいスイカを育てたい」なら、くろこだま。
というのが、今回実際に栽培してみた私の結論です。
もちろん、これはあくまで我が家の畑で、ほぼ完全放任栽培をした結果です。
それでも、手間をかけない家庭菜園という条件では、くろこだまは非常におすすめできる品種だと感じました。
来年はくろこだまに絞って、今年と同じような放任栽培で、どこまで収穫できるのか試してみたいと思います。

